2013年06月10日
心揺さぶられるプレイ
中学生大会 昨日ですべて終わりました。
紫音はもう出場する事は出来ません。
紫音と璃音が中学生でダブルスを組むという事
それももうありません。
一生に一度
大袈裟かもしれませんが
兄弟二人が同じコートに立ち
同じ目的に向かっていく姿は
親として胸が詰まる思いでした。
少しでも観ていたい.....
勝手な親の気持ち
そんな気持ちと子供達の
勝ちたいという気持ち
一人前でない3人が合わさり
三位一体？
紫音が中学生になった時
”あ～璃音が1年生になったら中学生大会にダブルス組めるんだ....”
”兄弟ダブルス”
憧れだけがありました。
今年 入学した璃音
日に日に中学生大会が近づいてきます。
数か月前から調整に入り
練習で組み
大人や県のダブルス大会に実戦で体験し
癖、感覚 戦い方
ビデオを撮り調整し
ビデオを確認し学び
毎朝 登校前には二人で壁打ち
数週間前からは5時から朝練習
テストも関係なし
どうしたら戦える？
どうしたら勝たせてあげれるか？
ただひたすら根性と気合で乗り越えてきました。
昨日のダブルス本戦。
連日の疲れとプレッシャーで
ドローは抽選
狙う場所は一つ
引きの強い璃音を投入
想定内の場所を引きました。
でも試合はどうなるのか？
相手は予選から勝ち上がってきた選手ばかり
負けても良いと何処かに感じていた大会とは違うプレッシャー
1R 予想的中 璃音が
打てない
打たない
走れない
走らない
声も出さない
出せない気持ち
ここまで酷いのか？！
紫音のカバーリングで勝利
試合後 璃音に顔を見ながら言葉を選ぶ
「その肉刺 伊達じゃね～だろ。大丈夫 安心して打ってみな。」
送り出した2R
更に強くなってくる対戦相手
それでも変わらない璃音のスイング
練習の成果が何一つ出していない
何の為にあの練習は何だったのか？
悔しい気持ちがあふれ出る
その気持ちはパートナーの紫音も同じでした。
「ふざけんなっ！！」
現在 ベスト8
東北大会出場資格はベスト4
次の試合を勝たなければいけません。
ハードヒットとレフティーのチーム 同じタイプ
このままでは間違いなく敗退
一喝しました。
下しか見なく緊張ばかりの璃音に
「こんな試合する為に皆で頑張って来たんじゃない！」
「うちらしか出来ないダブルスと打ち込みやって来い！！」
「結果は二の次！ アウェー的な応援もあるけど綺麗なテニスではなく、思い切り楽しんで思い切り暴れて来い！」と....
試合開始
サービスキープとブレイクの繰り返し
ほんの少しづつ紫音と璃音が本来の動きが戻り始めました。
何年ぶりでしょう？
試合中は酷い喉の渇きと吐き気
心臓が出てきそうな気分
ブレイク？
マッチポイントの繰り返し
何度繰り返されたのか分かりません。
神様に何度 命をささげたのか？
”お願い！！！！勝たして！！！お願いっ！！！”
そして
それが伝わったのか？分かりません。
相手のフォアがネットにかかり
勝ちました....
ベスト4....
兄弟で初めて
ほんの小さな夢の一つ
東北大会出場権利確保
仲の良いお父さんやお母さんが称賛と共に駆け寄ってきました。
私の気持ちを分かってくれる方々
直視すると泣きそうなので俯いたままでお礼を伝えましたが
そのお父さんも目が潤んで....
そこに紫音が
「東北大会２＋２だって！！補欠の場合ある！！」
確実にするには決勝まで
ただ対戦相手は常勝のNO1シード
徹底的に作戦を練る
しかし
カバーリングしていた紫音がことごとく裏目に
4－7
あと1ゲームで終わり
アウェーの状態の中
紫音が切れた
徹底的に打ち込み開始
それにつられ璃音も打ち込み ポーチ
４－７から
8－7に
璃音のサーブのキレは今まで見た事が無いくらいにキレ
紫音は取れない様なボールに転んでも取る様な気迫
気持ちが技術を超え始めました。
その雰囲気は異様な雰囲気
相手のアタックのボールがネットに刺さった瞬間
璃音の「やったぁ～～～～」の両手を突き上げたガッツポーズ
紫音の「よしっ！！！」の小さなガッツポーズ
決勝進出しました。
８０－チーム近くの中から２チームだけ
その一つが紫音と璃音
嬉しさで子供達を直視できません.....
気丈に振る舞い
次に備えます。
決勝では以前大会で戦ったNO2のシコラーチーム
コートを取り囲む相手の応援団
紫音達には
「周りの応援黙らせるような打ち込みして来い！」と一言
二人とも
ニヤリッ
凄かったです.....
でも
残念ながら負けちゃった....
試合前 試合後 色々な方から声を頂きました。
「仲が良い兄弟で良いね！」
「あんなフルスイングでやりたいです！！」
「璃音君 毎試合毎試合 進化凄い！」
最後に
本部の方から
「お前たち負けてしまったけど....」
「観ている俺が気持ち良く、スッキリするよ！」
「頑張れよ！！」
言われたそうです。
ありがとうございます。
ちゃんと見てくれている人もいます。
フルスイングのテニス
気持ちの入ったテニス プレイ
私達が目指している観ている人が心揺さぶられるプレイ
何度 気迫のショットをみたのか....
何度 紫音と璃音のハイタッチ ガッツポーズをみたのか
すべてが夢のよう....
ありがとうございました。
紫音はもう出場する事は出来ません。
紫音と璃音が中学生でダブルスを組むという事
それももうありません。
一生に一度
大袈裟かもしれませんが
兄弟二人が同じコートに立ち
同じ目的に向かっていく姿は
親として胸が詰まる思いでした。
少しでも観ていたい.....
勝手な親の気持ち
そんな気持ちと子供達の
勝ちたいという気持ち
一人前でない3人が合わさり
三位一体？
紫音が中学生になった時
”あ～璃音が1年生になったら中学生大会にダブルス組めるんだ....”
”兄弟ダブルス”
憧れだけがありました。
今年 入学した璃音
日に日に中学生大会が近づいてきます。
数か月前から調整に入り
練習で組み
大人や県のダブルス大会に実戦で体験し
癖、感覚 戦い方
ビデオを撮り調整し
ビデオを確認し学び
毎朝 登校前には二人で壁打ち
数週間前からは5時から朝練習
テストも関係なし
どうしたら戦える？
どうしたら勝たせてあげれるか？
ただひたすら根性と気合で乗り越えてきました。
昨日のダブルス本戦。
連日の疲れとプレッシャーで
ドローは抽選
狙う場所は一つ
引きの強い璃音を投入
想定内の場所を引きました。
でも試合はどうなるのか？
相手は予選から勝ち上がってきた選手ばかり
負けても良いと何処かに感じていた大会とは違うプレッシャー
1R 予想的中 璃音が
打てない
打たない
走れない
走らない
声も出さない
出せない気持ち
ここまで酷いのか？！
紫音のカバーリングで勝利
試合後 璃音に顔を見ながら言葉を選ぶ
「その肉刺 伊達じゃね～だろ。大丈夫 安心して打ってみな。」
送り出した2R
更に強くなってくる対戦相手
それでも変わらない璃音のスイング
練習の成果が何一つ出していない
何の為にあの練習は何だったのか？
悔しい気持ちがあふれ出る
その気持ちはパートナーの紫音も同じでした。
「ふざけんなっ！！」
現在 ベスト8
東北大会出場資格はベスト4
次の試合を勝たなければいけません。
ハードヒットとレフティーのチーム 同じタイプ
このままでは間違いなく敗退
一喝しました。
下しか見なく緊張ばかりの璃音に
「こんな試合する為に皆で頑張って来たんじゃない！」
「うちらしか出来ないダブルスと打ち込みやって来い！！」
「結果は二の次！ アウェー的な応援もあるけど綺麗なテニスではなく、思い切り楽しんで思い切り暴れて来い！」と....
試合開始
サービスキープとブレイクの繰り返し
ほんの少しづつ紫音と璃音が本来の動きが戻り始めました。
何年ぶりでしょう？
試合中は酷い喉の渇きと吐き気
心臓が出てきそうな気分
ブレイク？
マッチポイントの繰り返し
何度繰り返されたのか分かりません。
神様に何度 命をささげたのか？
”お願い！！！！勝たして！！！お願いっ！！！”
そして
それが伝わったのか？分かりません。
相手のフォアがネットにかかり
勝ちました....
ベスト4....
兄弟で初めて
ほんの小さな夢の一つ
東北大会出場権利確保
仲の良いお父さんやお母さんが称賛と共に駆け寄ってきました。
私の気持ちを分かってくれる方々
直視すると泣きそうなので俯いたままでお礼を伝えましたが
そのお父さんも目が潤んで....
そこに紫音が
「東北大会２＋２だって！！補欠の場合ある！！」
確実にするには決勝まで
ただ対戦相手は常勝のNO1シード
徹底的に作戦を練る
しかし
カバーリングしていた紫音がことごとく裏目に
4－7
あと1ゲームで終わり
アウェーの状態の中
紫音が切れた
徹底的に打ち込み開始
それにつられ璃音も打ち込み ポーチ
４－７から
8－7に
璃音のサーブのキレは今まで見た事が無いくらいにキレ
紫音は取れない様なボールに転んでも取る様な気迫
気持ちが技術を超え始めました。
その雰囲気は異様な雰囲気
相手のアタックのボールがネットに刺さった瞬間
璃音の「やったぁ～～～～」の両手を突き上げたガッツポーズ
紫音の「よしっ！！！」の小さなガッツポーズ
決勝進出しました。
８０－チーム近くの中から２チームだけ
その一つが紫音と璃音
嬉しさで子供達を直視できません.....
気丈に振る舞い
次に備えます。
決勝では以前大会で戦ったNO2のシコラーチーム
コートを取り囲む相手の応援団
紫音達には
「周りの応援黙らせるような打ち込みして来い！」と一言
二人とも
ニヤリッ
凄かったです.....
でも
残念ながら負けちゃった....
試合前 試合後 色々な方から声を頂きました。
「仲が良い兄弟で良いね！」
「あんなフルスイングでやりたいです！！」
「璃音君 毎試合毎試合 進化凄い！」
最後に
本部の方から
「お前たち負けてしまったけど....」
「観ている俺が気持ち良く、スッキリするよ！」
「頑張れよ！！」
言われたそうです。
ありがとうございます。
ちゃんと見てくれている人もいます。
フルスイングのテニス
気持ちの入ったテニス プレイ
私達が目指している観ている人が心揺さぶられるプレイ
何度 気迫のショットをみたのか....
何度 紫音と璃音のハイタッチ ガッツポーズをみたのか
すべてが夢のよう....
ありがとうございました。
すごいですね。
すごく羨ましいです。
そしてその心揺さぶられるプレーを観たいです。
シェアして下さって、
ありがとう！
優勝はつぎの東北大会への課題ということで。。。夢の続きをどうぞお楽しみ下さい！
ありがとうございます。
周りの人達から見れば本当に小さい事かもしれません。
でも私達 私だけかもしれませんが凄く大きな一つの夢でした。
シングルスでは個の技術、メンタル 戦略
ダブルスではそれを二人で補う様に支え、助け合う様に
兄弟の試合はそう伝わりました。
いつもいつもケンカばかりのの兄弟
”兄弟”という事にすべての意味があります。
子供達に
私が「皆褒めてたぜ！」と言うと
兄弟揃って
璃 「別に仲良い訳で組んだんじゃないし！」
紫 「勝つ為に組んだだけだから！」
....
コノヤロ～
こんな感じですが
多分 私の心に今回の記憶は一生残っていくと思います。
ありがとうございます。
夢の続き観ていたいのですが
現実では紫音が喜ぶ事より負けた悔しさが強く
数日は苛立っていました。
勝負しているんだから当然ですよね。
東北大会に向けてもう歩き始めました。
まだ少しは一緒に居れそうです。頑張ります。