2009年09月08日
Ⅳ 不思議....
待合室の中で一夜を過ごしました。
考えてみたらこんなに3男の事、考えていなかったかも。
それまでの自分は仕事を本職とアルバイトを3つかけもちで睡眠時間は3時間ぐらい...
頭の中は仕事と睡眠のことだけ....
周りからは「死ぬぞ!!」と言われながらすごしていました。
もう少し、遊んでやればよかった....
約束もすっぽかし、いつも「今度今度.....」
何やってんだ.....
約束だった絵を何時間もかけて書きました。
1枚書き終えるとICUに連絡し、もって行き、2.30分仮眠...
起きると「夢だったらいいのに....」
そしてまた絵を描き始めるの繰り返し....
動かない紅音がいるベットを楽しくして、目が覚めた時、
「あっ!!」と言えるように....
作ったことも無い千羽鶴も一つ一つ気持ちを込めて作りました。
「早く、かえって来て!!」
他の兄弟も学校の友人や保育園の友達にお願いして、”千羽鶴”作ってくれていました。
うれしい。
待合室で一人過ごす夜はとても寂しく、辛い....でもみんなの気持ちが一つになっていることはすごく感じました。
2日の朝、ママから連絡が......
「今、アパートのチャイムが鳴ったの!!」
「パパ?」
「いや、行ってないし、今、5時30分だぜ?!」
「して今俺 待合室だし....」
ママ
「昨日もベル鳴ったの!それも朝で同じ時間!」
「外には誰もいないの」
「その時間って何時も”くうぅ”が起きる時間なの!」
「すぐにICUに行ってみて...」
すぐに行ってみました....
看護婦さんに話をして脳波や何か変わった事がないか聞きました。
でも......
**************
ママのブログです。
朝、いきなり耳鳴りがして、空気が変わったような感じがしました。
「ピンポーン」体全体に、響いてきました。
「くおん?」ドアを開けても、誰もいません・・・きっとうちに帰ってきたんだ。
次の日も、同じ時間に「ピンポーン」となりました。
この時間帯は、くおんがいつも起きてくる時間なのです。
子供を出産して夜赤ちゃんが泣く声に、どんなに眠くてもきずきます。それとそっくりに、体に響いてくるんです。
自分の体に戻らせなければ・・・どうしたら・・・
パパにこのことを話をして、看護婦さんにお願いをして、夜もICUに入ってもいい許可もらうことにしました。
家族の控室をつかわせてもらい昏睡が浅くなってくるとなきはじめるので、体をさすり必死に名前を呼びました。
パパにお願いをして5時30分になったらくおんをよんでもらうようにお願いをしました。
昏睡が浅くなったときにも、ひかえしつにナースコールをもらえるようにおねがいをしました。
パパの声がするほうに歩いて行って・・おうちに来てはだめだよ。くおんの体に戻れなくなるから、パパの声のするほうにまっすぐに、歩いていって・・そこがみんながいるところ。
パパとママがいるところだよ。たどりつくまでずーとくおんの名前呼んでいるから・・・
それからは、5:30になっても「ピンポーン」がならなくなりました。
考えてみたらこんなに3男の事、考えていなかったかも。
それまでの自分は仕事を本職とアルバイトを3つかけもちで睡眠時間は3時間ぐらい...
頭の中は仕事と睡眠のことだけ....
周りからは「死ぬぞ!!」と言われながらすごしていました。
もう少し、遊んでやればよかった....
約束もすっぽかし、いつも「今度今度.....」
何やってんだ.....
約束だった絵を何時間もかけて書きました。
1枚書き終えるとICUに連絡し、もって行き、2.30分仮眠...
起きると「夢だったらいいのに....」
そしてまた絵を描き始めるの繰り返し....
動かない紅音がいるベットを楽しくして、目が覚めた時、
「あっ!!」と言えるように....
作ったことも無い千羽鶴も一つ一つ気持ちを込めて作りました。
「早く、かえって来て!!」
他の兄弟も学校の友人や保育園の友達にお願いして、”千羽鶴”作ってくれていました。
うれしい。
待合室で一人過ごす夜はとても寂しく、辛い....でもみんなの気持ちが一つになっていることはすごく感じました。
2日の朝、ママから連絡が......
「今、アパートのチャイムが鳴ったの!!」
「パパ?」
「いや、行ってないし、今、5時30分だぜ?!」
「して今俺 待合室だし....」
ママ
「昨日もベル鳴ったの!それも朝で同じ時間!」
「外には誰もいないの」
「その時間って何時も”くうぅ”が起きる時間なの!」
「すぐにICUに行ってみて...」
すぐに行ってみました....
看護婦さんに話をして脳波や何か変わった事がないか聞きました。
でも......
**************
ママのブログです。
朝、いきなり耳鳴りがして、空気が変わったような感じがしました。
「ピンポーン」体全体に、響いてきました。
「くおん?」ドアを開けても、誰もいません・・・きっとうちに帰ってきたんだ。
次の日も、同じ時間に「ピンポーン」となりました。
この時間帯は、くおんがいつも起きてくる時間なのです。
子供を出産して夜赤ちゃんが泣く声に、どんなに眠くてもきずきます。それとそっくりに、体に響いてくるんです。
自分の体に戻らせなければ・・・どうしたら・・・
パパにこのことを話をして、看護婦さんにお願いをして、夜もICUに入ってもいい許可もらうことにしました。
家族の控室をつかわせてもらい昏睡が浅くなってくるとなきはじめるので、体をさすり必死に名前を呼びました。
パパにお願いをして5時30分になったらくおんをよんでもらうようにお願いをしました。
昏睡が浅くなったときにも、ひかえしつにナースコールをもらえるようにおねがいをしました。
パパの声がするほうに歩いて行って・・おうちに来てはだめだよ。くおんの体に戻れなくなるから、パパの声のするほうにまっすぐに、歩いていって・・そこがみんながいるところ。
パパとママがいるところだよ。たどりつくまでずーとくおんの名前呼んでいるから・・・
それからは、5:30になっても「ピンポーン」がならなくなりました。
父親は子供への愛情って、なにかないと考えないですよね。
私の場合は、次男が4年前に2時間くらい意識不明になって、
初めて子供への愛情について感じました。考えました。
支えてくれたり、応援してくれる方が
周りにいてくれて、良かったですね。
そうだったんですか....
2時間....
その時間すごく辛くどうしていいかわからないですよね....
祈りが通じたのか、生命を取り留める
ことが出来たので良かったです。
次男には障害がでてしまったので、
これからの次男の人生が、
私の一番の心配事です。
少しずつ話せるようになってきましたが、
未だに3歳児レベルの知能指数・・・。
テニスが出来るようになるといいのですが、
セルフジャッジの壁にぶちあたりそうです。
障害児には特例として審判をつけるような
制度があればいいのにな~
でも、視点を変えて考えてみると、
我が家には、いつまでも小さい子が
いてくれる事になるので楽しいです☆
私の知り合いの方でお子さんが脳の病気で3分ぐらい脳を取らなくてはいけなくなり、手術しましたが少し後遺症が残りましたが、成功したそうです。
成人以上の場合はともかく、子供の場合は成長の過程がある為、脳が違う神経回路を作り、補っていくそうです。
子供の可能性を信じましょう!!!!
大丈夫!!!!!