2009年09月07日
トラウマⅡ
先生から「落ち着いて聞いてください....」
そのあと、ゆっくり話し始めました。
「障害が残る可能性があります。
脳に映ってる無数の黒い点は、車にぶつかったときの衝撃の強さによるものです。
脳が傷を受けた個所でどのような障害がでてくるかは、意識が戻らないことには、今の段階では・・
ただ3歳という年齢は、脳が成長の段階にあるのでくおんくんの生命力の強さなのです。
14日までに意識が戻ってくれば命にかかわるようなことは考えにくいのですが...
とにかく2週間が目安です。」
先生の目を見て話を聞くこと、言葉を返すことができない状態になっていました。
先生は、私達の目をみて、おとうさん、おかあさんにとっていまが一番つらい時だと思います。
けれど今一番苦しいのは、くおんくんなんです。
生きるために必死に頑張っているんです。わたしたちも一緒に頑張りましょう
「はい・・」と返事をかえすのが、やっとでした。
紅音はすぐに集中治療室に運ばれました。
その時のママのブログです。
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まだ、3歳なので24時間体制になります。パパが仕事が終わり子供たちを寝かしつけてから、病院に来て交代をします。家には子供たちだけになるので、ママがTELを入れながら起きている子どもたちと、変わったことがないかの確認を取りつつスーパーへ買い物をしてから帰ります。1歳、5歳、7歳、8歳の4人の子供達が待っています。1歳のかのんは、ベビーベットの中にいれて、ママが、家に到着するまで、一番上のお兄ちゃんに見てもらっています。「ただいまー」と帰る頃には、ほとんど、3人は、寝ていて、お兄ちゃんが、起きていて帰りを待っています。「お帰りママ。くおんどうだった?かのん寝たよ。オムツ見たけどウンチしていないよ。」本当によくやってくれています。すぐに、やまずみの食器を洗い、洗濯をして、自分のお弁当(おにぎり9個)を作り、保育園と小学校のセットをして、朝ご飯の準備をしてお風呂に入って身支度を済ませます。AM2:30分に家を出て、病院に向かいます。パパと交代をします。パパは、新聞配達があるので、そのまま真っすぐに新聞配達に行き、AM5:00に終えるようにして、家にかえります。パパにも、本当に苦労をかけています。毎日、毎日家族の為にありがとう。先の見えない状態にもちろん私のパートは、退職をよぎなくされました
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